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13,000件の個人投資家アクションデータから企業が個人投資家に好まれるプレゼン傾向が判明

本記事では、投資家の反応を可視化できるオンライン説明会サービス「IRダイアログ」のデータから、投資家に好印象を与えるプレゼンテーションの特徴を分析しました


目次[非表示]

  1. 1.プレゼンテーションは企業のトップが自分の言葉で語るべき
  2. 2.個人投資家が知りたいのは「事業の特徴」「将来の成長性」「財務情報」「株主還元」情報はプレゼンには求められていなかった
  3. 3.時間配分は事業説明30分、質疑応答30分がベスト


IRダイアログとは

「IRダイアログ」は、個人投資家向け説明会での視聴者からのリアクションを可視化できるサービスです。投資家がプレゼンテーションの内容に応じて「おもしろい!」や「わかりにくい…」などのリアクションボタンを押すことで、どのプレゼン・スライドが評価されたか、または評価されなかったのかを、時間軸で把握することができます。これまで分析が難しかった投資家の反応や感情を定量化することで、個人投資家に選ばれる説明会に改善するためのPDCAを回すことが可能になります。

分析元データ

・企業の個人投資家向け説明会1,620分
・プレゼンテーション750スライド
・個人投資家からの質問1,000件
・IRダイアログでの個人投資家のリアクションデータ13,000件

プレゼンテーションは企業のトップが自分の言葉で語るべき

説明会登壇者の役職とリアクションデータの相関を分析したところ、「社長」が登壇した説明会と「それ以外の社員」が登壇した説明会とでは、視聴者のリアクションに約7%の差があったことがわかりました。社長によるプレゼンの方が、投資家から好意的に捉えられることがデータからわかります。また、シナリオ原稿を用意して説明会に臨むと、投資家のポジティブなリアクションが6.4%少なくなっています。事前に準備した完璧な原稿を読み上げるよりも、自らの言葉で語る姿勢と、ライブ感のある説明会が求められているといえます。

個人投資家が知りたいのは「事業の特徴」「将来の成長性」「財務情報」「株主還元」情報はプレゼンには求められていなかった

企業のプレゼンスライドの内容と投資家のポジティブリアクションを分析した結果、最も投資家が興味関心を寄せたのは「事業の特徴」でした。多くの上場企業の中で、何が自社の強みかを明確に語ることが必要とされています。一方、多くの企業が個人投資家向けのプレゼンで重要だと考えている「株主還元」や「財務」については、ほとんどリアクションがなかったことが明らかになりました。これらのデータは企業のWEBサイトや株主通信などで知り得る情報であるため、投資家から目新しい興味を引かない情報と考えられます。

時間配分は事業説明30分、質疑応答30分がベスト

説明会の時間と投資家のリアクションの相関を分析したところ、事業説明は30分を超えるとエンゲージメントが低下し、長ければ長いほどさらに評価が下がる結果となりました。また、説明会後の質疑応答も、30分を境にエンゲージメントが低下します。この結果から、説明会に適度な時間は1時間。その配分は、プレゼン30分、質疑応答30分が理想的である考えられます。

これまで事業説明プレゼンをメインコンテンツとし、ほとんどの時間を一方的な説明に費やす個人説明会がスタンダードでしたが、現役の個人投資家は、双方向コミュニケーションが取れる質疑応答を好んでいることがわかります。時代の移り変わりと共に、IRのあり方も変化が求められています。

私たちは、私たちがこれまで企業IRコンサルティングで培った実績と、今回のIRダイアログの分析結果から、個人投資家に選ばれる説明会の傾向は、上場企業が「開催したい説明会」とはギャップがあると捉えています。私たちのミッションである「オンリーワンの、IRを。」をすべての企業様に体現いただけるよう、IRダイアログをはじめとする提供サービスでサポートしてまいります。

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